現場ブログ

現場ブログ

Blog

外壁塗装のせいで雨漏り?

株式会社KIMペイント 代表取締役
金城尚範(かねしろなおのり)

外壁塗装職人。一切の手抜きを許さない父のもとで現場経験をつみ、法人成りと同時に2代目として独立。「職人としての当たり前を徹底する」をモットーに、手抜き工事であるピン(一回塗り)を行う業者が多い大阪市や吹田市を中心に活動中。YouTubeの外壁塗装専門チャンネルなどにも出演している。

金城尚範

株式会社KIMペイント 
代表取締役 金城尚範
(かねしろなおのり)

金城尚範

外壁塗装職人。一切の手抜きを許さない父のもとで現場経験をつみ、法人成りと同時に2代目として独立。「職人としての当たり前を徹底する」をモットーに、手抜き工事であるピン(一回塗り)を行う業者が多い大阪市や吹田市を中心に活動中。YouTubeの外壁塗装専門チャンネルなどにも出演している。

大阪市の皆様こんにちは!KIMペイントです!

本日はタイトルにある通り外壁塗装のせいでの雨漏りについてお話しします!

雨漏りを治すために塗装するんじゃないん?って思われる方が大勢いるかと思いますが

実は、外壁塗装をすることによって雨漏りが誘発される恐れがあります!

特に多いのが屋根の塗装なのですが、屋根を塗装する際には注意点があります!

それは、雨水の通り道を作ってあげることです!

従来、建物の屋根に雨が降った場合、雨水は屋根の隙間の外に出ることで

屋根の内部に水が溜まらない構造となっています。

屋根を塗装する際は、『縁切り』といって塗料が屋根の内部に入らないようにする

必要があります!画像のようにカッターで塗料(塗膜)を切り離したり、

『タスペーサー』といった屋根の隙間を開けてあげる道具を一つ一つ屋根に刺したり、

ただただ塗装するだけではなくて、しっかりと知識を持って塗装する必要があるんです!

しっかりと知識のある会社様は問題ない話なのですが、

悲しいことにごく稀に知識のない業者のせいで雨漏りが起きたといったお問合せを頂くことがあります…

こちらは大阪市生野区のお客様なのですが、

他社が塗装してから雨漏りが起きたとのお問合せを頂きました、

雨漏りが嫌で塗装をしたお客様、凄く不安がられていたので屋根に登ってみると

案の定、屋根の隙間を全て埋めてしまっていました。

タスペーサーを刺さずに力を入れてゴシゴシ塗ってしまうと、屋根の中に塗料が入ってしまいます。その入り込んだ塗料が固まってしまうせいで屋根の隙間が全て埋まってしまい、

内に入り込んだ雨水が外に出れなくなってしまいます。雨水は入り込む時は小さい隙間を探して入り込めるのですが、出るときは大きい隙間がないと出れないんです。

万が一雨水が入ってしまった時にその雨水を逃すための隙間、この隙間がなくなると

どうなるか想像はつきますよね?

そう、中に入り込んで雨漏りを引き起こしたり、野地板などの木材を腐らせてしまいます。

これが、『外壁塗装のせいでの雨漏り』ということです。

 

この大阪市生野区のお客様はきちんとカッターを使い塗料を全て切り取り、

再塗装をさせて頂きました!後日雨漏りが無くなったとのお声を頂きまして本当に良かったです!

 

この知識はきちんと知識を学んだ職人さんであれば誰しもが知っている知識なので

不安であればお近くの外壁塗装専門店などにご相談されてみて下さい!

KIMペイントでもご相談を受け付けておりますので、いつでもお声掛け下さると幸いです!

 

先日、取材をして頂いた『ドットコムおおさか』さんにもこの外壁塗装のせいでの雨漏りの記事を描いて頂きました!

https://dch-osaka.com/kimupeinto3-20220510-tsuda/

大阪市や生野区の皆様はもちろん、外壁塗装をお考えの皆様が1人でもこのような被害に

あわないようにこれからも発信を続けていきます!